保育士転職の履歴書の書き方|厚労省の新様式と項目別の記入例

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保育士転職の履歴書の書き方|厚労省の新様式と項目別の記入例

「保育士の転職で使う履歴書って、市販のものでいいのだろうか」
「資格欄に保育士登録番号を書くのか、志望動機欄をどこまで書くのかがわからない」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、保育士の転職で使う履歴書は、厚生労働省が公表している様式例を使うのが最も無難です。

この様式は、公正な採用選考を確保する観点から作成されたもので、プライバシー性の高い項目があらかじめ削除されているので、安心です。

この記事では、保育士の転職における履歴書の書式選びと、項目別の書き方を具体的に解説します。

目次

保育士の転職の履歴書は、厚生労働省の様式例を使おう

保育士の転職の履歴書は、厚生労働省の様式例を使おう

保育士の転職で履歴書を書くときは、次の3つを押さえておきましょう。

  1. 書式は厚生労働省の履歴書様式例を使う
  2. 手書きとパソコンは、園から指定がなければパソコンで問題ない
  3. 履歴書だけでなく、職務経歴書もあわせて用意する

厚生労働省の履歴書様式例とは

厚生労働省の履歴書様式例とは、公正な採用選考を確保する観点から厚生労働省が作成・公表した様式を指します。

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市販の履歴書と異なる点は、次の2つです。

  • 性別欄が選択式ではなく任意記載欄になっている
  • 「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の4項目が削除されている

この4項目は、プライバシー性が非常に高い情報として削除されたものです。

必要がある場合は面接時に適切な方法で確認することとされています。

厚生労働省の様式をおすすめする理由は、書かないことが前提の書式であれば、空欄にした項目について理由を聞かれる余地が残らないからです。

市販の履歴書を使うと、記入していない項目が目立ってしまいます。

手書きとパソコン、どちらで作るか

園から指定がなければパソコンで作成してOKです。

保育業界では手書きを好む園が今も一定数ありますが、応募書類の作成方法を選考基準にしている園は多くありません。

園の種類・状況おすすめの作成方法
求人票や募集要項に「手書き」の指定がある手書き
応募書類をメールやWebフォームで提出するパソコン
社会福祉法人が運営する歴史の長い園手書きだと無難
株式会社が運営する新しい園・企業内保育パソコンで問題ない

なお、手書きの場合は黒のボールペンを使い、修正液や修正テープは使わずに書き直しましょう。

それでは、項目ごとの書き方を見ていきます。

保育士の転職の履歴書|項目別の書き方

保育士の転職の履歴書|項目別の書き方

①日付・氏名・写真

1つ目は、基本情報の欄です。

日付は、提出日(郵送なら投函日、持参なら面接日)を書きます。作成した日ではありません。

証明写真は、3か月以内に撮影したものを使います。

保育士の採用では清潔感と表情が見られるため、次の点を押さえておきましょう。

  • 歯を見せない程度の微笑みをつくる
  • 髪は顔にかからないようにまとめる
  • 服装は白または淡色のブラウスに、ジャケットを着用する
  • スピード写真より、写真館やスタジオでの撮影が仕上がりで差が出る

②学歴・職歴

2つ目は、学歴・職歴欄です。

学歴は高校卒業から書き始めるのが一般的です。

保育士養成校(短大・専門学校・大学)は、学部・学科まで正式名称で書きましょう。

職歴で最も重要なのは、園名を運営法人から正式に書くことです。

「〇〇保育園」ではなく「社会福祉法人〇〇会 〇〇保育園」と書きます。

  • 入職と退職はそれぞれ1行ずつ使う
  • 退職理由は「一身上の都合により退職」で統一する
  • 複数園を経験している場合も、省略せずにすべて記載する
  • 現職の場合は最終行に「現在に至る」と書き、その次の行の右端に「以上」と書く

短期間で辞めた園を書かないと経歴詐称になるため、期間が短くても記載しておきましょう。

③免許・資格

3つ目は、免許・資格欄です。

保育士の転職では、ここが最も見られる欄になります。

  • 保育士資格:「保育士登録」と書き、登録年月を記載する
  • 幼稚園教諭免許:「幼稚園教諭一種免許状」「幼稚園教諭二種免許状」と種別まで書く
  • その他:普通自動車第一種運転免許、食育インストラクター、絵本専門士、モンテッソーリ教育の資格など

保育士登録証(保育士証)の登録番号は、履歴書に記入欄がなければ書かなくて問題ありません。内定後に保育士証の写しを提出する流れになるのが一般的です。

資格は取得年月の古い順に書き、正式名称を使いましょう。

「保育士免許」ではなく「保育士登録」、「普免」ではなく「普通自動車第一種運転免許」と書きます。

④志望動機・自己PR

4つ目は、志望動機欄です。

履歴書の欄は狭いため、その園を選んだ理由を1〜2文、自分の経験がどう活きるかを1〜2文という配分で書くとまとまりやすいです。

「子どもが好きだから」「アットホームな雰囲気に惹かれた」は、みんなも同じことを書くので差別化できません。

園の公式サイトや見学で得た具体的な取り組みを挙げて書けると、他の応募者との差がつけられますよ。

また、自己PR欄がある場合は、これまでの担当経験を数字を挙げながら書くようにしましょう。

例えば「3歳児クラス25名を2名担任で受け持ち、運動会の実行委員を2年間担当しました」といった書き方です。

⑤本人希望記入欄

5つ目は、本人希望記入欄です。

「貴園の規定に従います」で問題ありません。

ただし、勤務地や勤務時間に絶対に譲れない条件がある場合は、ここに簡潔に書いておくほうよいでしょう。

「勤務地について、〇〇市内の園を希望します」といった書き方でよいです。

(給与の希望額は、ここに書かないようにしましょうね。)

保育士の転職で履歴書を提出するときの注意点

保育士の転職で履歴書を提出するときの注意点

書き終えたあと、提出までに確認しておきたいことをまとめておきます。

提出前に確認する4つのこと

誤字脱字チェック

1つ目は、誤字脱字の確認です。

保育士は連絡帳や指導計画など文章を書く仕事であるため、書類の誤字は実務の精度と結びつけて見られます。

園名の表記チェック

2つ目は、園名の表記です。

「保育園」「こども園」「幼稚園」を取り違えると、志望度が低いと判断されます。正式名称で書けているかを確認しておきましょう。

日付と年号の統一

3つ目は、日付と年号の統一です。西暦か和暦かをどちらかにそろえます。履歴書と職務経歴書で表記が違うと目立ちます。

コピーで保管

4つ目は、コピーを取っておくことです。面接では履歴書の記載内容について質問されます。手元に控えがないと、何を書いたか思い出せなくなります。

郵送する場合のマナー

郵送で提出する場合は、次のことを意識しましょう。

  • 履歴書と職務経歴書はクリアファイルに入れる
  • 封筒は角形A4号(折らずに入るサイズ)を使う
  • 封筒の表に赤字で「応募書類在中」と書く
  • 送付状(添え状)を1枚つける

送付状には、応募の意思、同封書類の一覧、簡単な自己紹介を3〜4行でまとめておきましょう。

まとめ:保育士の転職の履歴書は「厚労省様式+職務経歴書」で整えよう

保育士転職の履歴書について解説しました。

まとめると、

  • 保育士の転職で使う履歴書は、厚生労働省の様式例を使うのが最も無難
  • 新様式では性別欄が任意記載になり、通勤時間・扶養家族・配偶者の4項目が削除されている
  • 手書きかパソコンかは、園の指定がなければパソコンで問題ない
  • 職歴の園名は「社会福祉法人〇〇会 〇〇保育園」と運営法人から正式に書く
  • 資格欄は「保育士登録」と書き、登録番号は記入欄がなければ不要
  • 志望動機欄は、園を選んだ理由と経験の活かし方を1〜2文ずつ
  • 本人希望欄は「貴園の規定に従います」で足りる
  • 履歴書だけでなく職務経歴書もあわせて提出すると、通過率が変わる

保育士の転職における履歴書は、凝った表現より正確さが評価されます。

また、書き上げた書類は、応募前に第三者の目を通しておくと安心です。

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